【ハード】iMac(Late2013)のHDDをSSDに換装したお話
こんにちは、Ligh-Kaです
今日はiMacのストレージをHDD→SSDへ換装する作業の内容を書きます。
2013年製のiMacを父親から譲ってもらったのですが、色々な処理がまったりとしていて味わい深く、折角ならそんなに高い金額出さないでもスイスイ動くようにしてあげたいな〜と思って実行に移しました。
自作PCや、Windows機ならデスク・ノート問わず何度かオーバーホールやパーツ換装のために開けたことはあるのですが、今回初めてApple製品を開くにあたって事前にiFixitの指南を見ててだいぶ勝手が違うことは知っていました。
具体的には
1.液晶パネル(フロント側)を外すことで中身にたどり着く
2.パネルは両面テープで止まっているため、液晶パネルを開けるためにドライバーは不要
3.両面テープのしつこさに勝つためには専用の道具があったほうがいい
4.パーツ換装の為にはドライバーを使用するが、一般的な+ドライバーではない
この辺りが下調べしたところの情報です。
【購入したもの】
1.crucial MX500 2.5inch SSD(500GB)
2.Olivins iMac 21.5インチ用両面テープ&オープナーセット
【自前で用意したもの】
1.怪しい精密ドライバーセット(T10を使用、秋葉原で購入)
【換装作業開始】
1.液晶パネルと背部のアルミボディとの間にオープナー(ピザカッターみたいなの)を差し込んで、左右と上部の3辺についている両面テープを切断していく
※画面上部のカメラ付近だけはパーツが集まっており傷つきやすいので、少しずつ隙間を開きながら両面テープだけを切断していくイメージ。ケーブル類が切れてしまうので、まだ完全にはパッカーンしてはいけない。
2.隙間が空いたら、中のケーブル2本を引っこ抜く
ボード上部につながっているケーブルは左方向へ
下部につながっているケーブルは固定パーツを持ち上げてから左方向へ
3.下部の両面テープは液晶パネルをちょっと開閉すると両面テープが弱るので、弱ったところをオープナーでちょこちょこ切断していく
4.HDDの場所確認と入れ替えたいSSD
T10ドライバーでHDDの両端にある黒いパーツを外してHDDからSATAケーブルを取り外せばHDDは取り外し完了
※ネジは長さが違うため、位置を覚えておく
5.HDDについていたスポンジカバーをSSDに付け替えて、SSDをHDDがあった位置へ格納、T10ドライバーでネジを元の位置に取り付け
SATAケーブルをSSDに接続するために、本当は左のパネルを取り外すべきなのかもしれませんが、気合いで接続しました。多分気合いでなんとかしちゃいけないんですけどね
6.液晶パネルと本体ボディにくっついている両面テープを剥がして、購入した両面テープに貼り変える
びふぉー→あふたー
7.パネル下部だけ位置合わせし、パネルを閉じる直前に「2.」で外した2本のケーブルをボードに接続してから完全に閉じる
【OS再インストール】
◆リカバリモードでmacを起動する際、無線LANアダプタが機能するかどうかが不明のため、とりあえずLANケーブルをつなぎました。
1.「option+command+R」キーを押下しながらmacの電源をオン
2.macOSユーティリティが開いたら、「ディスクユーティリティ」を選択
3.SSDを認識しているか確認
4.ディスクユーティリティでmac用にSSDをフォーマット(フォーマットしないと使えないみたい)
5.インターネット経由でOSを再インストール
6.ちゃんとOSインストール用にSSDが認識しているか確認
7.インストール完了
【windowsのインストール】
このままbootcampを使ってwindowsも入れます
SSDの容量を半分使用してインストーーーーール
(説明は割愛、スクショでおねがいします😞)
起動かんりょー!
SSDに換装した事で動作は若干スムーズになりましたが、
このモデルの基本的なスペックが低かったので、残念ながら冒頭に書いたようなスイスイを再現することができませんでした。
換装する事に意味がある、という方以外には
このモデルでSSD換装する事をあまりお勧めしません。
お金がある方は新しいパソコンを買いましょう。